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ファーストリテイリング(9983)海外事業好調、国内は厳しさ増すも効率改善で増益続行!でもなんで下落した?

ファーストリテイリング、増収増益を続ける好調ぶり

こんにちは!今日はファーストリテイリングの最新決算について、わかりやすくお話ししましょう。2024年8月期の中間決算が発表され、さすがの成績を見せていますね。特に注目すべきは、海外ユニクロ事業が大きく貢献している点です。それでは、詳しく見ていきましょう!

ファーストリテイリングの株価推移(2024.4.12)

海外での躍進

ファーストリテイリングは、ユニクロを中心に国際的に事業を展開しており、特に北米や欧州での売上が好調です。2024年第2四半期の決算では、海外ユニクロ事業の売上が17.0%増となり、営業利益も23.0%増と大幅に伸びています。これは、地域ごとのマーケティング戦略や商品展開が功を奏しているようです。

国内市場の挑戦とチャンス

一方で国内市場は少し難しい状況にあります。特にユニクロ国内事業は売上が2.0%減少していますが、営業利益は14.7%増となっており、効率的な経営が見て取れます。これには、原価率の改善や販売促進の工夫が影響していると考えられます。ただし、暖冬の影響で冬物商品の需要が伸び悩んだことも事実です。

ジーユー事業の安定した成長

ジーユー事業も着実に成長しており、売上が9.6%増、営業利益は17.5%増となりました。この事業部は、ファッション感度の高い商品をリーズナブルな価格で提供することが受けているようです。

グローバルブランド事業の課題

グローバルブランド事業では売上が若干減少し、営業利益は赤字に転じています。この部門は、ブランドの見直しや市場戦略の再構築が必要かもしれません。

全体の見通し

全体として、ファーストリテイリングは売上収益が前期比9.5%増の3兆300億円、営業利益が18.1%増の4500億円を見込んでいます。特に海外市場の成長が目覚ましく、今後もその動向から目が離せません。

まとめ

ファーストリテイリングの今期の業績は、海外での成功が光る一方で、国内市場でも効率化による利益の確保が進んでいます。ただし、グローバルブランド事業の挑戦は今後の課題と言えるでしょう。引き続き、同社の動向を見守っていくことが重要ですね。

 

References

ファーストリテイリング 決算/9~2月増収増益、欧州・北米が好調 | 流通ニュース

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